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2008年3月 3日 (月)

心理学あれこれ・・・布置

スカラベ(黄金虫)は再生のシンボルとされている。古代エジプトより今も。。。そういえば、映画ハムナプトラで大量の肉食性スカラベに襲われるグロなシーンがあったが(笑)

それが夢に現れたと話をする患者、それは回復の兆しだと考えるユング、そこにたまたまハナムグリがブーンと窓に飛んできてコンコン当たった。というのが端折った布置の話なわけだ。

布置を超現象と捉えたい人が必ずいる。これは日本人がオカルトブームや最近のスピリチュアルブームなどを見ると、そういう部分に敏感な人が多いとわかる。宗教的基盤がないせいかもしれない。

最近も心理学者でもないのに、布置を音楽評論に用いている例があったが、何となく釈然としなかった。心理学用語を用いて、話をするのはある意味、危険だからだ。もちろん、私もプログレファンとして、彼らの精神的世界を分析するのは好きなのだが。

心理学が胡散臭いと思う人がいることは否定しない。その根拠にされやすいのが、こういう布置の概念のような科学的で捉えられない事柄なのだ。

だから、私はユング派にはなれない。むしろフロイディアンかもしれない。布置を否定しない。それが、その患者の心理的状態に及ぼす影響という事まで含めると布置は意味を持つと思う。

「ほら、スカラベみたいな虫が偶然、来ましたね!」

それを見た患者が「あぁ、私は良くなってきたのだ!新しい自分になり始めたのだ!」と感じ、行動に変化が現れたとする。(これは数値化できるだろう)そうすると、布置は意味を持つ。

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